コーヒーのポリフェノール「クロロゲン酸」の持つ効果

コーヒーと女性健康&ダイエット
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コーヒーに含まれる代表的な成分は「カフェイン」ですが「クロロゲン酸」というポリフェノールの一種もたくさん含まれていること、ご存知でしたか?

このクロロゲン酸、特に女性に必見の効果が満載です。

 

 

コーヒーにはカフェインの他にもクロロゲン酸っていうポリフェノールが含まれてる。クロロゲン酸ってワード知らなくても、ポリフェノールは有名ですよねー。

だからコーヒーは美容とかダイエットにいいって言われてます。

カフェインたっぷりのエナジードリンクの次に流行るのはクロロゲン酸ドリンク

 

まぁ最後の一文は冗談として。笑

ツイートの通り、美容やダイエット効果があると言われているのが、コーヒーに含まれるクロロゲン酸です。

 

今回の記事は女性に嬉しい内容かも…!

 

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コーヒーに含まれるクロロゲン酸は超有能

コーヒー

コーヒーのクロロゲン酸は、美容やダイエット、生活習慣病や健康に大きく効果があると言われています。

たまにしかコーヒーを飲まないという人は、積極的に取り入れてみると良いでしょう。

 

 

そもそもコーヒーのクロロゲン酸とは?

コーヒーと女性

そもそもクロロゲン酸とは、コーヒーの代表的な成分のひとつ。コーヒー豆から初めて見つかった成分です。

ポリフェノールの一種

美容に良いとされるポリフェノール。その一種がクロロゲン酸です。ポリフェノールが含まれている飲み物といえば、赤ワインが有名ですよね。

お茶の「カテキン」や大豆の「イソフラボン」、チョコレートなどに含まれる「カカオ」などは馴染みがあるポリフェノールかと思います。

コーヒーの苦味成分のひとつ

コーヒーの代表的な味として、苦味が挙げられますが、実はクロロゲン酸はコーヒーの苦味成分のひとつです。

実際の苦味は、コーヒーの成分が複雑に絡み合っているので今だに研究中ですが、クロロゲン酸がコーヒーの苦味の主な成分ということは判明しています。

ちなみにカフェインには、ほとんど苦味が含まれていません。苦味成分の1〜3割程度と言われています。

コーヒーのクロロゲン酸が持つ効果【ダイエット】

コーヒーと人

クロロゲン酸が持つ効果の中でも、一番嬉しい効果かもしれませんね。コーヒーを飲むと、ダイエット効果が期待できます。

糖質の吸収を穏やかにする

クロロゲン酸は、糖質の吸収を穏やかにしてくれます。そのおかげで、体内に脂肪を溜め込みにくい体作りをすることができます。

脂肪燃焼の促進

ダイエットの敵と言えば、脂肪です。コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、脂肪の燃焼を促進してくれる効果があります。特に運動前に飲むことで、効果をアップすることができるでしょう。

また体に元々溜まっている脂肪を燃焼させる効果も期待でき、さらに肝臓の脂肪を燃焼させることもできます。

肝臓の脂肪に効くとされているため、肥満やメタボリックシンドロームに悩んでいる人にとっても、良い効果が期待できると言えます。

コーヒーのクロロゲン酸が持つ効果【糖尿病の予防】

コーヒー

コーヒーのクロロゲン酸のおかげで、糖尿病を予防することができます。

肥満体質や普段の食生活、運動不足が糖尿病の主な原因とされていますが、コーヒーを取り入れることで、少し予防をすることができるようです。

血糖値の上昇を抑えてくれる

糖尿病の予防に効くとされているのは、血糖値の上昇を抑えてくれるからです。UCCの実験結果によって明らかにされています。

参考サイト:UCC(脱カフェインコーヒー生豆抽出物のラットとヒトでの食後血糖上昇抑制効果について報告)

コーヒーのクロロゲン酸が持つ効果【アンチエイジング】

コーヒー

女性には特に嬉しい、アンチエイジングの効果です。

抗酸化作用で老化防止

シミやシワなどを防いでくれます。抗酸化作用によって老化防止が期待できるので、積極的に取り入れたいものですね。

シミやシワは、活性酵素によって引き起こされます。活性酵素は、紫外線やタバコなどによる炎症から発生すると言われており、日常生活で完全に避けることは難しい物質です。

体がもつ酵素などである程度は自然と除去してくれていますが、コーヒーのクロロゲン酸でその酵素の働きを助けてあげることができます。

コーヒーのクロロゲン酸が持つ効果【血液さらさら】

コーヒーを飲むことによって、血液をさらさらにする効果が期待できます。

生活習慣病の予防

血液をさらさらにすることによって、心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化などの生活習慣病や大病の予防に繋がります。

クロロゲン酸を取り入れるデメリット

コーヒー

良いことづくめのクロロゲン酸ですが、少しだけデメリットがあるので注意してください。

胃液の分泌を促進させる

クロロゲン酸は、胃液の分泌を促進させます。これはメリットと呼ぶこともできますが、場合によってはデメリットとなってしまいます。

例えば胃腸の調子が悪い人、特に胃酸過多や胃潰瘍を患っている人は、胃液が分泌されすぎることはよくありません。

また空腹時にクロロゲン酸を取り入れてしまうと、遺産が必要以上に分泌されてしまって胃痛の原因となってしまう場合があります。

体調と相談しながらコーヒーを飲むようにしなければ、返って逆効果となってしまうので注意するようにしてください。

コーヒー1杯に含まれるクロロゲン酸の量は約280mg

コーヒー豆

クロロゲン酸は、コーヒー1杯につき約280mg含まれています。1日につき取ったほうが良いとされるクロロゲン酸の量は、1000〜1500mgです。

コーヒーだけなら1日に4〜5杯程度が理想だが…

その量を計算するとコーヒー1杯が150ccとして、4〜5杯飲まなければいけないということになります。4〜5杯…人によっては多いと感じる人もいるでしょう。

もちろん、毎日4〜5杯飲むことはおすすめしません。人によってはカフェインの作用で眠れなくなってしまうこともあり、眠れなければ美容に良くありません。

適度な杯数と、自分の体調と相談しながら、1日に飲む量を決めるようにしてください。

コーヒーのクロロゲン酸の取り入れ方

コーヒー

クロロゲン酸の働きを十分にさせるためには、飲むタイミングや飲み方が決まっています。特にダイエットや健康のためなら、飲み方に気をつけましょう。

食事中か食後が理想

胃液の分泌や糖質や脂肪の吸収が盛んな「食事中」や「食後」にコーヒーを飲むようにしましょう。こう考えると、食後のコーヒーというのはとても理にかなっていると言えますね。

 

食後は必ずコーヒーを飲むという人はラッキー

 

ミルクや砂糖は控えめに

糖分の取りすぎなどに繋がるので、できるだけブラックコーヒーを飲むようにしましょう。

どうしてもブラックで飲めないという人は、低脂肪牛乳や豆乳で割ってみてください。でもコーヒーフレッシュはやめときましょう。

浅煎りのコーヒー豆にクロロゲン酸は最も多く含まれている

コーヒー

コーヒー豆には、浅煎り、中煎り、深煎りと大まかに分けることができます。これはコーヒー豆の焼き加減のことなのですが、クロロゲン酸は、焼き加減が進むにつれて減ってしまいます。

そのため、クロロゲン酸をたくさん取りたいのであれば、浅煎りのコーヒーを飲むようにしましょう。アメリカンコーヒーなどは浅煎りです。カフェや喫茶店で、アメリカンコーヒーを頼んでみましょう。

最も、浅煎りでなければいけないということではありません。浅煎りのコーヒーは酸味が強いことが特徴なので、酸味が苦手な人は無理をせず、中煎りや深煎りのコーヒーを飲むようにしましょう。

 

おいしく飲まなければ、ただのストレスになってしまって逆効果ですよ。

 

 

クロロゲン酸はコーヒー成分の影の主役

コーヒー

コーヒーの成分といえばカフェインに目を向けられがちですが、クロロゲン酸はとても大切な役割をしてくれています。体の調子を整えてくれるだけでなく、美容やダイエットにも効果が期待できます。

また苦味成分としても一役買ってくれているので、コーヒーの味わいに欠かせない存在です。

コーヒーと上手に付き合って、美容効果などを意識するようにしてみてください。

※コーヒーの成分については、今も研究が進められています。この記事の内容はあくまでも一例として紹介したものであり、間違いなく病気が治る、と断言したものではありません。

 

 

参考文献

 

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