コンビニコーヒーがうまい理由は?なぜ美味しいか検証してみた

豆知識
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

みなさん、コンビニコーヒー飲んでますか?

ここ数年で、コーヒーの消費の仕方は随分変わりました。

インスタントコーヒーを飲んでいた人がドリップを始めたり、缶コーヒーを飲んでいた人がコンビニコーヒーを飲むようになってきています。

 

コンビニコーヒーがここまで浸透した理由で一番大きいところはその安さでしょう。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートでは100円でコーヒーが買えます。

これまで120円出していた缶コーヒーよりも安く、しかもうまいのであれば、コンビニコーヒーがスタンダードになったことも頷けますよね。

 

 

スポンサーリンク

コンビニコーヒーは挽きたてだからうまい

コーヒー豆

コンビニコーヒーがうまい理由のひとつは、挽きたてだからです。コーヒーは、豆の状態と粉の状態では劣化スピードが5〜10倍程度変わります。粉にすることによって空気に触れる表面積が大きくなるため、劣化=酸化が進みやすくなるのです。

コンビニコーヒーのマシンの上には、コーヒー豆がセットされています。それをマシンで挽いて抽出する仕組みです。

コーヒーは挽きたてというだけでおいしい

自宅でコーヒーを淹れる際にも言えることですが、コーヒーは挽きたての状態が一番おいしいです。コーヒー豆専門店では豆を挽いてくれるところも多いですが、できればミルを買って淹れる直前に挽くことをおすすめします。

コンビニコーヒーは、直前に豆を挽くという簡単なコツをマシンに実装させました。これはそれまでの主流だった缶コーヒーやペットボトルコーヒーとの大きな違いです。いくら「挽きたての香り、味わい」と缶コーヒーが謳っても、コンビニコーヒーと比べれば一目瞭然です。

おいしいコーヒーを淹れる基本をマシンに組み込んでいることは、コンビニコーヒーがおいしい理由のひとつと言えるでしょう。

コーヒーは鮮度によって味が大きく変わり、古いコーヒーは人によって体調を崩す人もいます。ちなみにコーヒーの鮮度は、粉よりも豆の方が長持ちします。さらに淹れたコーヒーはさらに劣化スピードが早いです。

これはどんなコーヒー豆にも共通することなので、自宅でおいしいコーヒーを飲みたいという人は参考にしてみてください。

コンビニコーヒーはいつも同じ味

コーヒー豆

コーヒー豆は野菜などと同じ農作物です。コーヒーチェリーという果実の種がコーヒー豆です。農作物ということは、クオリティを維持するのはとても難しいです。なんせ自然が相手なので。

コンビニコーヒーを飲んでいて「あれ?いつもと違う?」と感じることって、あまりないと思います。これがコンビニコーヒーが毎日売れ続けている理由のひとつです。

人間は誰でも失敗はしたくないものなので、安定感のある食べ物や飲み物を求めます。コンビニコーヒーが安定しておいしいコーヒーを提供し続けられているのは、しっかり豆の管理やマシンの清掃を怠っていないからと言えるでしょう。

同じ味を出せるのはプロの条件

プロの料理人の条件として、同じ味の料理を提供し続けられるというところが挙げられます。もちろん料理の質を上げたり、更においしくなるように努力することは必要です。

コンビニコーヒーに求められているのは、安定感です。毎回ある程度高いクオリティのコーヒーが飲めるのであれば、みなさんは安心して購入するようになるでしょう。

コーヒーの良いところ、おもしろいところは、ドリップの仕方や豆の種類によって大きく味わいが変わるというところです。これは多くの人にとってメリットと感じますが、安定感を求める人にとってはデメリットとなります。

缶コーヒーもそうですが、いつどんな時期に飲んでも同じ味を提供してくれます。これは企業努力によるところが大きいので、さすがとしか言えません。

自宅やカフェ、コーヒースタンドや喫茶店でも、毎回同じ味を出すのは至難の技です。みなさん同じ味を再現できるように、ハンドドリップの腕を磨いています。

コンビニコーヒーはコスパが良い

コーヒーカップ

コンビニコーヒーの一番の魅力は、値段の安さでしょう。ぼくはコンビニコーヒーが普及し始めた頃から飲んでいますが、ずっと100円ですね。アイスコーヒーは出始めは確か150円ぐらいだったと記憶していますが、すぐにホットコーヒーと同じく100円になりました。

100円で安定したクオリティのコーヒーが飲めるのであれば、リピートしたくなる気持ちもわかります。朝、昼、晩と飲んでも300円です。

原価率はセブンイレブンで46.8%

セブンイレブンのコーヒーの原価率は46.8%とされています。コーヒー1杯あたりの原価は、46.8円という計算ですね。コーヒーの原価率としてはとても高く、普通はカフェや喫茶店では10%程度に抑えられて値段設定をします。通常は400〜500円程度になるのではないでしょうか。

コンビニコーヒーが高い原価率でも継続できている理由は「回転率の高さ」と「抱き合わせで他の商品も買ってくれる」からでしょう。最近のコンビニにはイートインがあるところも多いですが、基本的にテイクアウトをする人が多いと思います。またイートインを利用しても、他の商品を買って一緒に食べたり、あまり長居はしないでしょう。

コンビニコーヒーを買いに行ったけれど、ついでにお菓子を買ってしまったという経験はありませんか?こういった消費者の行動が、コンビニコーヒーを支えています。

手軽に買えるコンビニコーヒーはこれからも重宝される

コーヒーカップ

ぼく自身コンビニコーヒーにはかなりお世話になっています。自宅ではもっぱらハンドドリップですが、外出先でコーヒーが飲みたいときは、まずコンビニを探します。ゆっくりしたいときはカフェや喫茶店に行きます。

コーヒーはとても手軽においしいものが飲めるようになりました。その時の気分やシチュエーションに合わせておいしいコーヒーが飲めるのは、とても贅沢なことだなと思います。

きっとこれからも長く続くであろうコンビニコーヒーですが、これからスタバのような商品展開をするのか、サードウェーブに乗っかったコーヒーを提供するのか、少し方向転換は必要な時期なのかなと感じています。

商品ラインナップも増えつつあるコンビニコーヒーに、今後も注目していきましょう。

コメント