コーヒーを日常的に飲んでいる人は、デメリットのことを理解していますか?
なんとなく飲んでいるのであれば、もしかしたら体調に影響しているかもしれません。
実は、コーヒーを飲むと多少なりともデメリットがあります。
かくいうぼくも「おいしい」「習慣になっている」などの理由で、コーヒーのデメリットをちゃんと考えたことはありませんでした。

罪悪感を感じたくないから、目を背けていた部分もあります。
でも、ちゃんとデメリットを理解しておくことで、気兼ねなくコーヒーを飲めるようになります。
コーヒーのデメリットはいくつかありますが、ちょっと工夫することでそのデメリットを回避することは可能。
- 貧血になる → 食前にコーヒーを飲まない
- 口臭が気になる → マウスウォッシュで舌をきれいにする
- 胃が痛くなる → 空腹時はコーヒーを飲まない
- 利尿作用がひどい → 気にしない & こまめに水分補給をする
- 睡眠の質が落ちる → 夕方以降はコーヒーを飲まない
- 妊娠中や授乳中はリスクあり → おいしいカフェインレスを飲む
- 歯が黄ばむ → コーヒーを飲んだ後は水を飲む
- 冷え性になる → 飲み過ぎなければ大丈夫
また、大前提として「飲み過ぎ」は禁物です。
コーヒー以外の飲み物、食べ物全てに共通することですが、適量を体と相談しながら摂るようにしてください。
貧血になる → 食前にコーヒーを飲まない

コーヒーを飲むと、貧血になる可能性があります。
これは、コーヒーに含まれる「タンニン」によって、体内に鉄分が吸収されにくくなってしまうからです。
解決方法は、食前にコーヒーを飲まないことです。
どうしてもコーヒーが飲みたくても、貧血が気になるという人は食後まで我慢しましょう。
口臭が気になる → マウスウォッシュで舌をきれいにする

コーヒーと口臭は、切っても切れない関係かもしれませんね。
しかし、実際にはコーヒーによる口臭は少ないものなので、むしろ逆に口臭予防なります。
それでも口臭が気になってしまう原因は、口の中、特に舌にコーヒーの成分が「長く」残ってしまうから。
解消するためには、コーヒーを飲んだ後に「マウスウォッシュをする」「水で舌をきれいにする」などが効果的です。
胃が痛くなる → 空腹時はコーヒーを飲まない

コーヒーには、胃酸の分泌を促す効果があります。
メリットと捉えることもできるのですが、空腹時に飲んでしまうと胃酸が必要以上に分泌されてしまいます。
なので、できるだけ空腹時は避けてコーヒーを飲むようにしましょう。
おやつと一緒にコーヒーを飲むことでも、胃痛を軽減させることができます。
利尿作用がひどい → 気にしない & こまめに水分補給をする

コーヒーの代表的な効果として、利尿作用があります。
脱水症状などを心配する声もありますが、実際の利尿作用はさほど気にする必要はありません。
例えば、ビールのほうがよっぽど利尿作用が強いです。
でも、大量に汗をかくのであれば、少しコーヒーを控えたほうが良いかもしれません。
もしくは、コーヒーと一緒に水を飲むようにしてください。
コーヒーの成分はほとんどが水分なので、さほど気にする必要はないでしょう。
睡眠の質が落ちる → 夕方以降はコーヒーを飲まない

コーヒーに含まれるカフェインには「覚醒作用」があるので、睡眠を妨げる可能性があります。
眠ることができたとしても、睡眠の質が落ちてしまう場合も。
コーヒーを夜飲むのが好きな人にとっては酷かもしれませんが、睡眠の質が気になるなら夜はコーヒーを控えたほうが良いです。
ぼくの場合は、夕方以降はコーヒーを飲みません。
どうしても飲みたい場合は、おいしいとびきりのカフェインレスコーヒーを飲んで解消しています。
妊娠中や授乳中はリスクあり → おいしいカフェインレスを飲む

赤ちゃんへのカフェインリスクは、懸念ポイントのひとつですよね。
妊娠中や授乳中のママにとって、コーヒーを飲めない生活はかなりキツいはず。
解決方法としては、良質なカフェインレスコーヒーを飲むこと。
ポイントは「良質でおいしい」ということです。
カフェインレスだからといってまずければ、コーヒー欲を満たすことはできません。
1日1杯程度のコーヒーなら問題ないとも言われていますが、何かあってからじゃ遅いです。
なので、上手にカフェインレスコーヒーを取り入れて、コーヒーが飲めないストレスを解消しましょう。
歯が黄ばむ → コーヒーを飲んだ後は水を飲む

コーヒーによる歯の色素沈着は、コーヒー好きの人にとって悩みの種かもしれません。
こちらも「口臭問題」と同じく、すぐに対処すれば問題ありません。
解消方法は「口をすすぐ」「歯磨きをする」など、コーヒーに成分を長く口の中に残さないことです。
ただし、一度着色してしまったら元に戻すのは難しいです。
その場合は専用の歯磨き粉や、クリニックを利用するようにしましょう。
冷え性になる → 飲み過ぎなければ大丈夫

もしもコーヒーを飲んで冷え性が悪化したという人がいれば、おそらくそれは「砂糖」の摂りすぎでしょう。
コーヒー自体は血行促進の効果があるので、冷え性の改善に役立ちます。
しかし、砂糖を入れると血糖値が急上昇、急降下してしまうので、冷え性の原因になってしまいます。
冷え性が気になるという人は、できればブラックかミルクを入れたコーヒーに切り替えたほうが良いです。
どうしても甘くないと飲めないという人は血糖値が上下しにくい「ハチミツ」を使うと良いですよ。
コーヒーのデメリットは攻略可能

コーヒーのデメリットと、その解消方法についてご紹介しました。
- 貧血になる → 食前にコーヒーを飲まない
- 口臭が気になる → マウスウォッシュで舌をきれいにする
- 胃が痛くなる → 空腹時はコーヒーを飲まない
- 利尿作用がひどい → 気にしない & こまめに水分補給をする
- 睡眠の質が落ちる → 夕方以降はコーヒーを飲まない
- 妊娠中や授乳中はリスクあり → おいしいカフェインレスを飲む
- 歯が黄ばむ → コーヒーを飲んだ後は水を飲む
- 冷え性になる → 飲み過ぎなければ大丈夫
コーヒーのデメリットは、ちょっと工夫するだけで攻略可能です。
コーヒーにはデメリットがあるから、ちょっとセーブしている
このように考えている人は、自分の体と向き合いながら、正しくコーヒーを飲むようにしてみてください。
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