コーヒー豆の焙煎の意味とは?浅煎り・中煎り・深煎りの特徴

基礎知識
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コーヒー豆のおいしさは、焙煎度合いによって大きく変わります。

 

 

コーヒーの味が大きく変わるのは…

・淹れ方
・道具
・焙煎

ってとこですが、この中で1番わかりやすい味の変化は「焙煎」

浅煎りと深煎りではまったく味が違う。同じ深煎りで同じコーヒー豆でも、焙煎をする人によって味が変わるのがおもしろい。

 

コーヒーの焙煎について、詳しくなってみましょう。

知れば知るほど、自分の好みの味がわかるようになってきますよ。

 

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コーヒーは豆は焙煎で一番味に違いが出る

コーヒー豆

コーヒー好きの皆様は、コーヒーのどんな味においしさを感じますか?

コーヒーは「酸味」「苦味」「甘味」「コク」など、特徴的な味わいが大きな魅力です。

自宅でハンドドリップをしたり道具を変えても味は変化しますが、もっと変わるのが焙煎です。

コーヒーは焙煎によって大きく味わいが変わります。

コーヒーの味は焙煎によって決まる、と言っても過言ではありません。

コーヒー豆の焙煎(ロースト)とは?

コーヒー

コーヒー豆を焼くことを焙煎(ロースト)と言います。

収穫されたコーヒー豆は生豆(きまめ、なままめ)と呼ばれ、この状態ではコーヒーの味も香りもしません。

生豆を焙煎することによりコーヒー成分が変質し、それに伴って味や香りが変化し、コーヒー特有の味わいになります。

焙煎とは、コーヒー豆を焼いて、コーヒーを飲み物として楽しめるようにする為に不可欠な工程です。

一般的に認知されているコーヒー豆は、焙煎された状態で流通しています。

ちなみに焙煎後3日頃が飲み頃で、2週間以内程度であれば鮮度を保ったまま飲むことができるでしょう。

 

コーヒー豆の焙煎度3つの特徴

コーヒー

コーヒー豆の焙煎具合は、一般的に8つの段階に分かれ、その中でも大きく「浅煎り」「中煎り」「深煎り」と分けられています。

ただし、一般的に分けられてはいるものの、実は焙煎具合は厳密に数値化して管理しているわけではありません。

お店の判断で焙煎度が表記されています。

なのでお店の人に聞く場合は、どれぐらいの深煎りが良いのか、できれば実際に豆を見せてもらいながら確認してみましょう。

 

 

この図は、焙煎度を表しています。

それぞれ煎り具合によって細かく名前が分けられています。

背景色はそのまま、豆の色に近くなっているので参考にしてみてください。

 

コーヒー豆の焙煎度:浅煎り

コーヒー

浅煎りのコーヒー豆は、苦味が薄く、酸味が強いのが特徴。

新鮮な浅煎りのコーヒー豆は、すっきしりとしたキレを感じることができます。

その反面、コーヒー豆特有の苦味は薄く、昔ながらのいわゆるコーヒーの味わいは少ないです。

また、コーヒーと思えないようなフルーティなフレーバーを楽しむことができるのも浅煎りの魅力です。

産地ごとの個性が一番出るのも浅煎りでしょう。

 

浅煎り:Light(ライト)ロースト

最も浅い煎り具合。

コーヒー特有の風味はまだほとんど出ていない為、飲むには適さない程度です。

 

浅煎り:Cinnamon(シナモン)ロースト

色味がシナモンにしていることからこう呼ばれています。

コクや苦味が少なく、酸味が強いのが特徴で、最近の浅煎りコーヒーはこのシナモンローストあたりが使われていることもあります。

 

コーヒー豆の焙煎度:中煎り

談笑

豆の個性も出しやすく、酸味や苦味のバランスが良いので万能です。

苦味や酸味、コクや甘さといったコーヒーのおいしさを全てバランスよく味わえます。

 

中煎り:Medium(ミディアム)ロースト

酸味が強く、豆の個性を感じやすい煎り具合です。

あっさりとストレートでも飲みやすく、良い焙煎をしたミディアムローストは、キレのある酸味と少しの苦味を楽しめます。

ミディアムローストは、お店によっては浅煎りに分類されている場合もあります。

 

中煎り:High(ハイ)ロースト

ミディアムに比べ、酸味が少し優しくなります。

とはいえ豆の個性も出ており、日本で一般的に飲まれるコーヒーはハイローストのものが多いバランスの良い焙煎度合いです。

 

中煎り:City(シティ)ロースト

酸味が消え、苦味が顔を出し始めます。

どんな豆にも合うような、バランスの良い焙煎具合ですが、酸味が好きな人からすれば少し物足りなくなってくるぐらいの焙煎度合いでしょう。

 

深煎り

コーヒー

苦味やコクが強く出る焙煎具合です。

酸味が苦手な人におすすめできることはもちろんですが、アイスコーヒーやカフェオレ、エスプレッソなど、濃いコーヒーに適しています。

 

深煎り:Fullcity(フルシティ)ロースト

深み、コクが出てくる焙煎具合。

アイスコーヒーに適している一方、ストレートでも飲みやすい焙煎具合です。

フルシティは中煎りに分類されることもあり「中深煎り」と呼ばれることもあり、お店によっては「中煎り」と表現されることもあります。

 

深煎り:French(フレンチ)ロースト

牛乳で割るカフェオレに適しています。

苦味が強く出るので、酸味はほとんど消えています。

ドリップして飲んでも、苦味の中に甘みが隠れているので、まだ飲める程度の苦さが特徴です。

 

深煎り:Italian(イタリアン)ロースト

かなり苦味が強くなり、香りも香ばしくなります。

エスプレッソに向いているほどの濃い焙煎度合いです。

ハンドドリップでストレートで飲むことはあまりなく、たっぷりのミルクや砂糖と一緒に飲むととてもおいしいです。

 

焙煎具合の好みはそれぞれ

コーヒー

焙煎により、味や香りに大きく違いが出ます。

難しく考えず、コクや苦味を楽しみたいときは深煎り、あっさり豆の個性を楽しみたいときは浅煎り、もしくは中煎りのミディアムなどを選ぶと良いでしょう。

また上記で「カフェオレ、アイスコーヒーに適している」と書きましたが、厳密に決められているわけではありません。

それはあくまでも目安であり、一般論です。

浅煎りの豆を使ってアイスコーヒーやカフェオレにしても、人によってはそれを「おいしい」と感じるでしょう。

「おいしい」は人それぞれなので、一般的に決められた基準を鵜呑みにせず、人それぞれの「おいしい」を探してみるのも、きっとおもしろいんじゃないかと思います。

 

 

焙煎度合いを知って好みのコーヒーを探しましょう

コーヒー豆

産地やお店によっても味は変わりますが、焙煎具合は最も味の変化が分かりやすい工程です。

またお店によって、それぞれの豆に適した焙煎を行なってくれています。

豆の良さを引き立て、良いコーヒー豆を作る為に、ロースターの人たちは考えぬいて努力されています。

 

「浅煎りじゃないとダメ」「深煎り以外は飲まない」など、固執した考えは持たずに楽しむことで、おいしいコーヒー豆に出会うことができると思っています。

ちなみにセカンドウェーブでは深煎り、サードウェーブでは浅煎りが主流です。

ひとときのブームもおもしろいですが、自分に合うおいしいコーヒーに出会えて、いろいろな焙煎具合のコーヒーを試すことで、よりコーヒーライフを楽しめると思いますよ。

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