時間をかけて手間いらず。水出しコーヒーの作り方は6種類

アイスコーヒーレシピ
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

水出しコーヒーは、とても簡単に作ることができます。

結論から言えば「挽いた状態のコーヒー豆を水に浸しておくだけ」です。

暑い夏や、さっぱりしたい気分のときにはとてもおすすめです。

水出しコーヒーを作ってみたいという人や、いつも急冷でアイスコーヒーを作っているという人は、水出しコーヒーにチャレンジしてみましょう。

スポンサーリンク

水出しコーヒーの作り方はびっくりするほど簡単

飲んだことはあっても、自宅で水出しコーヒーを作ったことがないという人もいると思います。

また普段はハンドドリップをしている人でも、水出しコーヒーは作ったことがないという人も多いでしょう。

水出しコーヒーの作り方はとても簡単で、本当に気軽に淹れて飲むことができます。

寝る前に仕込んでおけば、翌朝にはおいしい水出しコーヒーが出来上がっています。

 

簡単かつ手軽でおいしく淹れられるので、夏は水出しコーヒーを仕込んでおけばとても便利ですよ。

 

水出しコーヒーを作る準備

どんな方法で水出しコーヒーを作るにせよ、共通するのは、豆の分量、焙煎度、挽き目です。

これさえ押さえておけば、安定した味の水出しコーヒーを作ることができます。

 

コーヒー豆と水のバランスは1:10を目安に

コーヒー豆に対し、水は10倍使います。

通常のドリップとほぼ同じ量のコーヒー豆と考えても良いでしょう。

人によってはいつもより多めの量になるかもしれませんね。

ぼくは1杯あたり15グラムの豆でドリップしているので、水出しコーヒーにしても同じ割合です。

 

参考までに水とコーヒー豆の量を記載しておきます。

 

  • 1リットル:100グラム
  • 500cc:50グラム
  • 200cc:20グラム
  • 150cc:15グラム

 

もっと濃くしたい場合は、単純に豆の量を増やしてください。

自分なりの濃さを求めて調整しましょう。

 

中深煎り〜深煎りのコーヒー豆を使う

アイスコーヒー全般に言えることですが、中深煎り〜深煎りの、焙煎が深い豆を使用すると良いでしょう。

お店でアイスコーヒー用の豆が売られている場合は、そのほとんどが中深煎り〜深煎りのコーヒー豆です。

人間は冷たいコーヒーを飲むと酸味を強く感じ、苦味の感じ方が弱くなります。

 

浅煎りのコーヒー豆は、酸味が強くて苦味が弱いことが特徴です。

浅煎り豆でアイスコーヒーを作ると、味がぼやけてしまうことがあるため、深めの焙煎豆を使用するとおいしく作ることができます。

もちろん、浅煎り豆であっさりしたアイスコーヒーを作ってもおいしいので、好みによるところも大きいです。

 

コーヒー豆の挽き目は中挽きか細挽き程度

ゆっくりと時間をかけて抽出する水出しコーヒーの挽き目は、中挽きか細挽きぐらいにしましょう。

極細挽きぐらいに細かすぎると雑味やえぐみ、渋みが多く抽出されてしまいます。

逆に粗すぎるとコーヒーの成分が水にうまく溶け出してくれません。

水出しコーヒーの作り方6つ

水出しコーヒーを作る方法は、主に6つあります。

簡単なものから凝ったものまであるので、自宅にあるものを使ったり、新しく道具を買ったりして楽しみましょう。

 

1. タッパーでコーヒーの粉を浸す

一番簡単な方法です。

どの家庭にもある密閉できるタッパーを使って水出しコーヒーを作ることができます。

 

  1. タッパーに挽いたコーヒー豆と水を入れる
  2. コーヒーの粉に水が浸るように軽く混ぜる
  3. 8〜12時間程度、冷蔵庫で保存する
  4. コーヒーの粉を濾す

 

タッパーと濾す道具さえあれば簡単に水出しコーヒーが作れます。

濾す道具は、ペーパードリップに使うドリッパーとペーパーを使えば便利です。

自宅にあるもので作れるので、コーヒー豆さえあればすぐに作ることができます。

 

2. お茶パック(ティーパック、茶こし袋)に入れる

100均などには、不織布で作られたお茶パック(ティーパック、茶こし袋)が売られています。

これを使って水出しコーヒーを作ることができます。

 

  1. お茶パックにコーヒーの粉を入れる
  2. 容器や瓶に水を入れる
  3. 水を入れた容器にお茶パックを沈める
  4. 8〜12時間程度、冷蔵庫で寝かせる

 

濾す必要がないため、出来上がったらすぐに飲むことができます。

ひと手間必要ですが、完成したらさっと飲むことができるのでおすすめです。

 

お茶パック(ひも無) 60枚入 KS-002 1パック(60枚入)
福祉用具のバリューケア
¥ 209(2023/11/04 09:09時点)

 

3. 水出しポット(ストレーナー)

水出しポットは、水出しコーヒーを作るための道具です。

ティーパックを作る必要もなければ、コーヒーの粉を濾す必要もありません。

手軽に作れる上にそのまま保存もできます。

たくさん飲むという人やいつもストックしておきたいという人は、2つ以上持っておいても損はないです。

 

 

4. 市販の水出しコーヒーのもと

水出しコーヒーのもとは、元々コーヒー屋さんでティーパックにして売られているものです。

自分でお茶パックに入れる必要がないので、おそらく一番簡単な方法です。

 

  1. コーヒー屋さんや通販で水出しコーヒーのもとを買う
  2. 容器に水と水出しコーヒーのもとを入れて8〜12時間冷蔵庫で寝かせる

 

一番簡単な方法ですが、ひとつ注意点を挙げるとすれば、コーヒー豆で買ってきて自分で作業をしたほうが鮮度が良く、おいしいということです。

とはいえとても手軽ですし、おいしいコーヒー豆屋さんや通販の水出しコーヒーのもとは良質です。

普段豆ばかり買っているという人は、たまにはサボって水出しコーヒーのもとを買ってみるのも良いでしょう。

 

容器については下記の記事を参考にしてみてください。

 

  

5. フレンチプレスで抽出

フレンチプレスは、容器と濾す道具が一緒になっているようなものです。

とても便利なので、普段フレンチプレスを使ってコーヒーを淹れているという人は、水出しコーヒーにも応用できます。

 

  1. フレンチプレスに水とコーヒーの粉を入れる
  2. ブランジャーを下げずに、8〜12時間程度、冷蔵庫で寝かせる
  3. 冷蔵庫から出し、ブランジャーを下げる

 

フレンチプレスの難点として、コーヒーの微粉が出てしまうことです。

ブランジャーを下げることによってある程度コーヒーの粉を取り除くことはできますが、もしも気になるという人は出来上がった後、濾したほうが良いかもしれません。

 

またフレンチプレスで水出しコーヒーを作る場合は、少し粗めに豆を挽くようにしてください。

水出しコーヒーは通常細挽きで作りますが、フレンチプレスはフィルターの目が大きいので、粗挽きのコーヒーの粉を使って作るようにしましょう。

 

 

 

6. ウォータードリッパー

他の水出しコーヒーの作り方と違い、水に浸してコーヒーの成分を抽出するのではなく、ドリップのように水を通して作ります。

じっくり水出しコーヒーを丁寧に作りたいという人に向いています。メーカーによって作り方は若干違うので、代表的なハリオのウォータードリッパーをご紹介います。

 

 

ひと手間かかりますが、他の水出しコーヒーとは少し違った味を楽しむことができます。

水出しコーヒーの魅力を存分に感じたいという人は、水出し専用の道具を用意するとおもしろいと思いますよ。

3〜5時間程度で、水出しコーヒーを作ることができます。

 

 

そもそも水出しコーヒーとはどんなもの?

水出しコーヒーは、別名コールドブリュー、ダッチコーヒーと呼ばれることもあります。

水を使って抽出し、冷蔵庫で成分を出すので、主にアイスコーヒーを飲むときの淹れ方です。

難しいコツはありませんが、8〜12時間程度、ゆっくり時間をかけて抽出することです。

その間に特別なことをする必要はありません。手軽かつ気長に仕込んでおくことで、ゆっくりコーヒーの成分が水に溶け出していきます。

 

時間はかかっても手間はかかりません

アイスコーヒー

水出しコーヒーは、道具も少なく、手順も複雑ではありません。

誰でも簡単に、安定した味のアイスコーヒーを作ることができます。

8〜12時間といえば、ちょうど睡眠時間です。

寝る前に仕込んでおけば、翌朝にはおいしいコーヒーが出来上がっているでしょう。

暑い夏をさっぱり乗り切るのにおすすめの水出しコーヒー、ぜひ自宅で作ってみてくださいね。

コメント