ぼくは、昔からコーヒー豆に強いこだわりを持っています。
馴染みのお店、通販、旅行先…いろんなところでおいしいコーヒーを買って、自宅で淹れてきました。
でもある日ふと「水」のことについて考えます。
水は大事。とあるコーヒー屋さんで、淹れ方をあれこれ喋っているとき。
・豆にこだわるなら「湯温」にもこだわるべき
・豆にこだわるなら「水」にもこだわるべき
という話になりました。水単体で飲み比べても味が違うのに、コーヒーの淹れ方にこだわるなら水道水じゃちょっとな、と思った記憶が
上記のツイート通り、コーヒーを淹れるにあたって「水」はとても大事です。
それに気づいていなかったそれまでのぼくは、沸かした水道水でコーヒーを淹れていました。
もちろん、日本の水道水は優秀なので普通に飲むことはできます。
「一般の家」であれば「どの場所の水」でも、飲めるようになっているからです。(水道水についてはこちらの記事で書きました)
でも本当においしいコーヒーを飲みたいなら「水の質」にもこだわりたいですよね。
最近はウォーターサーバーが普及したり水を買ってストックしている人も多いので、家庭でもおいしくて新鮮な水が飲めるようになりました。
この記事では、初めてウォーターサーバーでコーヒーを淹れてみたぼくの経験をご紹介していきます。
<ウォーターサーバーでコーヒーを淹れてみて気づいたこと>
- コーヒーの味がクリアになった
- お湯が沸く時間を短縮できた
- コーヒーを淹れる以外にも大活躍
- 水出しコーヒーなら効果抜群だった
コーヒー豆にこだわるくせに「水」にこだわらなかった体験談

ぼくはコーヒー豆にこだわっていたくせに、水に対しては無頓着でした。
コーヒーのおいしさに出会い、いろんなコーヒー豆を試す
ぼくは20歳の頃にコーヒーのおいしさに出会い、それからたくさんのコーヒー豆を使ってコーヒーを淹れてきました。
今でこそ通販で全国のコーヒー豆が買いやすくなっていますが、当時はまだまだマイノリティ。
特に自家焙煎をしている個人店などでは、まだ通販が普及していなかったと思います。
そんな中せっせといろんなコーヒー屋さんに足を運び、たくさんのコーヒーと出会いました。
淹れ方や道具などにこだわるように
コーヒーは、知れば知るほど奥が深いです。
淹れ方にも様々な方法やテクニックがあり、道具もたくさんあります。
それも魅力のひとつなので、ぼくはコーヒーのことを勉強したり、淹れ方を工夫したり、道具を揃えたりしていました。
でもそんなぼくですが、一番身近なはずの「水」に対して、あまりに無頓着でした。
イベント出店がきっかけで、水の大切さに気づく
「水」のことを気にするようになったのは、とあるイベントで出張コーヒー屋さんとして出店したことです。
そのイベント会場では、水道が使えませんでした。
そのため、コーヒーを淹れる用にミネラルウォーターを持っていくことになったのです。
いつも水道水を使っているぼくですが、このときに初めて、水の大切さに気がつきました。
出店前、試しに自分用にコーヒーを淹れてみたのですが、味が微妙に違います、おいしくなっていたのです。
実家でウォーターサーバーを使い、衝撃を受ける
水道水で淹れるコーヒーよりも、ミネラルウォーターで淹れるコーヒーのほうがおいしいということは分かりました。
そんな時、実家にウォーターサーバーが設置されていたことを思い出します。
ちょうど実家に帰るタイミングがあったので、試しにウォーターサーバーの水でコーヒーを淹れてみると、やはり全然違いました。
以下で、実家でウォーターサーバーを使ってコーヒーを淹れて気づいたことを解説していきます。
ウォーターサーバーでコーヒーを淹れてみて気づいた4つのこと

ウォーターサーバーの水を使ってコーヒーを淹れて気づいたことは、以下の4つです。
- コーヒーの味がクリアになった
- お湯が沸く時間を短縮できた
- コーヒーを淹れる以外にも大活躍
- 水出しコーヒーなら効果抜群だった
ひとつひとつ、解説していきます。
コーヒーの味がクリアになった
前述した通りですが、コーヒーの味が変わりました。
例えば味が濃くなったとか、苦味がなくなったとか、そんな分かりやすい変化じゃありません。
コーヒーの味に透明感が出るようになりました。
もう少し具体的に言うと、コーヒー豆本来の味が分かりやすくなったように思います。
もちろん主観や思い込みもあるかもしれませんが、それほど違いました。
コーヒーの味にこだわるなら、絶対に水にもこだわるべきです。
お湯が沸く時間を短縮できた
ウォーターサーバーを使ってみて改めて思ったのは、お湯が出るのが便利すぎるということです。
実家にあるウォーターサーバーは、85℃のお湯が出るようになっていました。
85℃と言えば、コーヒーを淹れるのに最適な湯温です。
つまり、お湯を沸かす時間が丸々短縮されることになります。
これは嬉しい悲鳴でした。
「お湯を沸かしている間に豆を挽いたりカップやドリッパーを用意をする」というのがぼくのルーティーンなのですが、覆りましたね。
要するに、飲みたいと思ったらすぐにコーヒーを淹れ始めることができるということです。
特に朝の忙しい時間でもコーヒーを自分で淹れたいという人、めちゃくちゃ時間短縮できるのでおすすめです。
コーヒーを淹れる以外にも大活躍
当たり前ですが、ウォーターサーバーはコーヒーを淹れる以外にも大活躍します。
うちの実家では、野菜を洗うのにも使うそうです。
それはさすがにもったいない気もしますが、一度使い始めたら元に戻れないんでしょうね。
あと、良い使い方だなと思ったのは、ウォーターサーバーの水を「氷」にしていました。
おいしい水で作った氷は、アイスコーヒーにもお酒にも便利に使うことができますね。
ちなみに、氷にする場合は、冷蔵庫の製氷機を使わずに製氷皿などを使ってください。
雑菌やカビが繁殖する可能性があるからです。(アクアクララのHPでも説明されています)
水出しコーヒーなら効果抜群だった
水出しコーヒーは、水の味がダイレクトに反映されます。
水の良し悪しで、出来上がりのコーヒーの味がかなり変わるように感じました。
ウォーターサーバーがないという人は、試しに「普通の水道水」と「ミネラルウォーター」それぞれで作った水出しコーヒーを、飲み比べてみてください。
たぶん、その違いにびっくりすると思います。
インスタントコーヒーはダイレクトに味が反映
インスタントコーヒーを飲んでいる人は、絶対にウォーターサーバーを使ったほうが良いです。
体にも良いし、何よりコーヒーの味が劇的に変わります。
より手軽に、でもおいしくコーヒーが飲みたいという人は、以下のリンク記事を参考にしてみてください。
コーヒーにこだわるなら「水」にもこだわってみては?

水にこだわってコーヒーを淹れてみて気づいたことは、以下の4つです。
- コーヒーの味がクリアになった
- お湯が沸く時間を短縮できた
- コーヒーを淹れる以外にも大活躍
- 水出しコーヒーなら効果抜群だった
「コーヒーの味をもっとおいしくしたい」「コーヒー豆本来の味を味わいたい」
そう考えている人は、ぜひウォーターサーバーでコーヒーを淹れてみてください。
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