キリッと仕上げる。急冷式アイスコーヒーの作り方と、4つのポイント

アイスコーヒーレシピ
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キリッとしたアイスコーヒー、氷を鳴らしながらゴクゴク飲みたいですよね。

ぼくが家でアイスコーヒーを作るときは、ハンドドリップしたコーヒーを氷で一気に急冷します。

 

急冷して作るアイスコーヒーの魅力は、キレが良いのが魅力。

ドリップしたてを一気に急冷するので、ゆっくり冷蔵庫で冷やす手間が省けます。

また、鮮度が良いうちに飲めるのも、大きなメリットです。

 

急冷式アイスコーヒーの作り方をマスターして、暑い夏を快適に過ごしましょう。

 

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急冷アイスコーヒーの作り方【用意するもの】

アイスコーヒー

急冷式アイスコーヒーを作るために必要な道具は、通常のハンドドリップで使う道具と変わりません。

以下にまとめたので準備してください。

 

用意する道具
  • お湯
  • コーヒー豆
  • ドリップケトル
  • ドリッパー
  • ドリップペーパー
  • サーバー
  • アイスコーヒー用グラス(耐熱)

 

注意点としては、耐熱グラスを用意することです。

アイスコーヒーだからといって、耐熱ではないグラスは使わないようにしてください。

氷を入れたグラスに熱いコーヒーを注いで急冷するので、コーヒーの熱に耐えられる素材のグラスを用意しましょう。

ぼくはマグカップを使っていますが、透明のグラスのほうが雰囲気が出るかもしれませんね。

 

急冷アイスコーヒーの作り方【ポイント】

アイスコーヒー

急冷アイスコーヒーを作る前に、まず4つのポイントを押さえておきましょう。

 

コーヒー豆は深煎りがベター

深煎りのコーヒー豆は苦味が強く酸味が弱いため、コーヒーらしい味わいが特徴です。

 

コーヒーのみならず、食べ物は温度によって味わいが変わります。

ぬるくなったアイスクリームが甘ったるく感じるのと同じように、人間の味覚は温度によって変化します。

 

冷たくなったコーヒーは、苦味が弱まり、また酸味は逆に際立ちます。

そのため深煎りの苦味が強い豆のほうが、アイスコーヒーとしてすっきり飲みやすくなるのです。

人それぞれの好みにもよりますが、一般的には深煎りのコーヒー豆がおすすめとされています。

 

ただし、逆に浅煎り豆を使ってすっきりした酸味を味わうのも良いものです。

好みや気分によって、使い分けてもおもしろいと思います。

 

 

氷で一気に急冷する

急冷するアイスコーヒーは、氷で一気に冷やすことが大きなポイントとなります。

例えば冷蔵庫などでゆっくり時間をかけてコーヒーを冷ませば、その間にコーヒーの香りがなくなったり、味が劣化してしまいます。

 

氷は多めに使う

熱々のコーヒーを急冷するので、氷は多めに使うようにしましょう。

いつものコーヒーカップでは、氷が入る量が少なくなってしまうこともあります。

少し大きめのコーヒーカップやマグカップ、グラスを用意して、たくさんの氷を使うようにしましょう。

 

ホットコーヒーよりも多く豆を使う

ホットコーヒーをドリップするよりも、コーヒー豆の分量を多くしましょう。

一般的にはコーヒー1杯(150cc)あたり15グラムのコーヒー豆が必要となってきますが、20グラムを目安にすると良いです。

ただし強めの深煎り豆やアイスコーヒー用にブレンドされたコーヒー豆は、元々味がしっかりしています。

そのような豆でアイスコーヒーを淹れる場合は、通常通り15グラムのコーヒー豆で十分の場合もあります。

 

急冷アイスコーヒーの作り方【実際に淹れてみる】

アイスコーヒー

急冷式アイスコーヒーの作り方を実際に見てみましょう。

コーヒーを淹れること自体は、通常のハンドドリップとさほど変わらないです。

氷でしっかり急冷してアイスコーヒーにすることがポイント。

 

急冷アイスコーヒーを作る手順
  1. コーヒー豆を20グラム用意する
  2. 氷を70〜80グラムグラスに入れてスタンバイ
  3. ハンドドリップで70〜80cc程度コーヒーを淹れる
  4. 淹れたコーヒーをグラスに注いで一気に冷ます
  5. 軽く混ぜて完成

 

コーヒー豆は20グラム使用

ホットコーヒーをハンドドリップする際は、15グラム程度のコーヒー豆を使用します。

アイスコーヒーは氷で薄まるので、コーヒー豆を20グラム使用して濃いコーヒーを淹れるようにしましょう。

ただし、目的はしっかりした味を出すことなので、深煎りやアイスコーヒー用豆を使用する場合は15グラムでも問題ありません。

 

氷は70〜80グラムを目安に

氷はたくさん用意しておきます。

しっかり測る場合は、80グラムの氷を準備してください。

急冷で作るアイスコーヒーは、まず冷ますときに氷が溶けます。

コーヒーが冷たくなっても氷が残っているように、グラスいっぱいに氷を入れておくことが大切です。

 

ハンドドリップでコーヒーを70〜80cc淹れる

いつものコーヒーと同じように、ハンドドリップでコーヒーを淹れます。

急冷式アイスコーヒーだからといって、特別にハンドドリップの方法を変える必要はありません。

ポイントとしては、氷が溶ける量を考えて、通常150ccのところを約半分の70〜80cc抽出しましょう。

 

そうすることで出来上がりの量を調整することができ、さらにいつもより濃く淹れることができます。

コーヒー豆の量を増やし、抽出量を少し減らすことがポイントです。

氷と合わせて150ccになるように調整するようにしましょう。

コーヒーの量が少ないと感じるかもしれませんが、氷が溶けることを考えれば丁度良い量感になります。

 

 

氷の入ったグラスにドリップしたコーヒーを移す

氷がたくさん入ったグラスに熱々のコーヒーを移して、一気にコーヒーを冷やしましょう。

コーヒーの味わいを損ねることなく、しっかりとした味のアイスコーヒーが出来上がります。

 

軽くかき混ぜて出来上がりです。

 

 

急冷アイスコーヒーと水出しコーヒーとの違いは?

アイスコーヒー

急冷でアイスコーヒーを作ることに対し、水出しコーヒーという抽出もあります。

水出しコーヒーはその名の通り、お湯ではなく水を使ってコーヒーを抽出します。

別名ダッチコーヒーといい、広い意味ではコールドブリューという抽出名でも親しまれています。

 

急冷アイスコーヒーはキレのあるコーヒーの味わいが特徴ですが、水出しコーヒーは角がとれたまろやかさが魅力です。

同じコーヒー豆でも味わいに差があるので、水出しコーヒーも夏場に試してみてはいかがでしょうか?

 

 

アイスコーヒーを飲んでスッキリしましょう

アイスコーヒー

アイスコーヒーは、暑い夏には欠かせない飲み物です。

特にすぐに作れる急冷式アイスコーヒーは、暑い夏のマストアイテム。

ハンドドリップはするけれど、急冷式アイスコーヒーを自宅では作ったことがないという人は、ぜひ試してみてくださいね。

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