時間をかけて手間いらず。水出しコーヒーの作り方は6種類

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水出しコーヒーは、とても簡単に作ることができます。

結論から言えば「挽いた状態のコーヒー豆を水に浸しておくだけ」です。

暑い夏や、さっぱりしたい気分のときにはとてもおすすめです。

水出しコーヒーを作ってみたいという人や、いつも急冷でアイスコーヒーを作っているという人は、水出しコーヒーにチャレンジしてみましょう。

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水出しコーヒーの作り方はびっくりするほど簡単

飲んだことはあっても、自宅で水出しコーヒーを作ったことがないという人もいると思います。

また普段はハンドドリップをしている人でも、水出しコーヒーは作ったことがないという人も多いでしょう。

水出しコーヒーの作り方はとても簡単で、本当に気軽に淹れて飲むことができます。

寝る前に仕込んでおけば、翌朝にはおいしい水出しコーヒーが出来上がっています。

 

簡単かつ手軽でおいしく淹れられるので、夏は水出しコーヒーを仕込んでおけばとても便利ですよ。

 

水出しコーヒーを作る準備

どんな方法で水出しコーヒーを作るにせよ、共通するのは、豆の分量、焙煎度、挽き目です。

これさえ押さえておけば、安定した味の水出しコーヒーを作ることができます。

 

コーヒー豆と水のバランスは1:10を目安に

コーヒー豆に対し、水は10倍使います。

通常のドリップとほぼ同じ量のコーヒー豆と考えても良いでしょう。

人によってはいつもより多めの量になるかもしれませんね。

ぼくは1杯あたり15グラムの豆でドリップしているので、水出しコーヒーにしても同じ割合です。

 

参考までに水とコーヒー豆の量を記載しておきます。

 

  • 1リットル:100グラム
  • 500cc:50グラム
  • 200cc:20グラム
  • 150cc:15グラム

 

もっと濃くしたい場合は、単純に豆の量を増やしてください。

自分なりの濃さを求めて調整しましょう。

 

中深煎り〜深煎りのコーヒー豆を使う

アイスコーヒー全般に言えることですが、中深煎り〜深煎りの、焙煎が深い豆を使用すると良いでしょう。

お店でアイスコーヒー用の豆が売られている場合は、そのほとんどが中深煎り〜深煎りのコーヒー豆です。

人間は冷たいコーヒーを飲むと酸味を強く感じ、苦味の感じ方が弱くなります。

 

浅煎りのコーヒー豆は、酸味が強くて苦味が弱いことが特徴です。

浅煎り豆でアイスコーヒーを作ると、味がぼやけてしまうことがあるため、深めの焙煎豆を使用するとおいしく作ることができます。

もちろん、浅煎り豆であっさりしたアイスコーヒーを作ってもおいしいので、好みによるところも大きいです。

 

コーヒー豆の挽き目は中挽きか細挽き程度

ゆっくりと時間をかけて抽出する水出しコーヒーの挽き目は、中挽きか細挽きぐらいにしましょう。

極細挽きぐらいに細かすぎると雑味やえぐみ、渋みが多く抽出されてしまいます。

逆に粗すぎるとコーヒーの成分が水にうまく溶け出してくれません。

水出しコーヒーの作り方6つ

水出しコーヒーを作る方法は、主に6つあります。

簡単なものから凝ったものまであるので、自宅にあるものを使ったり、新しく道具を買ったりして楽しみましょう。

 

1. タッパーでコーヒーの粉を浸す

一番簡単な方法です。

どの家庭にもある密閉できるタッパーを使って水出しコーヒーを作ることができます。

 

  1. タッパーに挽いたコーヒー豆と水を入れる
  2. コーヒーの粉に水が浸るように軽く混ぜる
  3. 8〜12時間程度、冷蔵庫で保存する
  4. コーヒーの粉を濾す

 

タッパーと濾す道具さえあれば簡単に水出しコーヒーが作れます。

濾す道具は、ペーパードリップに使うドリッパーとペーパーを使えば便利です。

自宅にあるもので作れるので、コーヒー豆さえあればすぐに作ることができます。

 

2. お茶パック(ティーパック、茶こし袋)に入れる

100均などには、不織布で作られたお茶パック(ティーパック、茶こし袋)が売られています。

これを使って水出しコーヒーを作ることができます。

 

  1. お茶パックにコーヒーの粉を入れる
  2. 容器や瓶に水を入れる
  3. 水を入れた容器にお茶パックを沈める
  4. 8〜12時間程度、冷蔵庫で寝かせる

 

濾す必要がないため、出来上がったらすぐに飲むことができます。

ひと手間必要ですが、完成したらさっと飲むことができるのでおすすめです。

 

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3. 水出しポット(ストレーナー)

水出しポットは、水出しコーヒーを作るための道具です。

ティーパックを作る必要もなければ、コーヒーの粉を濾す必要もありません。

手軽に作れる上にそのまま保存もできます。

たくさん飲むという人やいつもストックしておきたいという人は、2つ以上持っておいても損はないです。

 

 

4. 市販の水出しコーヒーのもと

水出しコーヒーのもとは、元々コーヒー屋さんでティーパックにして売られているものです。

自分でお茶パックに入れる必要がないので、おそらく一番簡単な方法です。

 

  1. コーヒー屋さんや通販で水出しコーヒーのもとを買う
  2. 容器に水と水出しコーヒーのもとを入れて8〜12時間冷蔵庫で寝かせる

 

一番簡単な方法ですが、ひとつ注意点を挙げるとすれば、コーヒー豆で買ってきて自分で作業をしたほうが鮮度が良く、おいしいということです。

とはいえとても手軽ですし、おいしいコーヒー豆屋さんや通販の水出しコーヒーのもとは良質です。

普段豆ばかり買っているという人は、たまにはサボって水出しコーヒーのもとを買ってみるのも良いでしょう。

 

容器については下記の記事を参考にしてみてください。

 

  

5. フレンチプレスで抽出

フレンチプレスは、容器と濾す道具が一緒になっているようなものです。

とても便利なので、普段フレンチプレスを使ってコーヒーを淹れているという人は、水出しコーヒーにも応用できます。

 

  1. フレンチプレスに水とコーヒーの粉を入れる
  2. ブランジャーを下げずに、8〜12時間程度、冷蔵庫で寝かせる
  3. 冷蔵庫から出し、ブランジャーを下げる

 

フレンチプレスの難点として、コーヒーの微粉が出てしまうことです。

ブランジャーを下げることによってある程度コーヒーの粉を取り除くことはできますが、もしも気になるという人は出来上がった後、濾したほうが良いかもしれません。

 

またフレンチプレスで水出しコーヒーを作る場合は、少し粗めに豆を挽くようにしてください。

水出しコーヒーは通常細挽きで作りますが、フレンチプレスはフィルターの目が大きいので、粗挽きのコーヒーの粉を使って作るようにしましょう。

 

 

 

6. ウォータードリッパー

他の水出しコーヒーの作り方と違い、水に浸してコーヒーの成分を抽出するのではなく、ドリップのように水を通して作ります。

じっくり水出しコーヒーを丁寧に作りたいという人に向いています。メーカーによって作り方は若干違うので、代表的なハリオのウォータードリッパーをご紹介います。

 

 

ひと手間かかりますが、他の水出しコーヒーとは少し違った味を楽しむことができます。

水出しコーヒーの魅力を存分に感じたいという人は、水出し専用の道具を用意するとおもしろいと思いますよ。

3〜5時間程度で、水出しコーヒーを作ることができます。

 

 

そもそも水出しコーヒーとはどんなもの?

水出しコーヒーは、別名コールドブリュー、ダッチコーヒーと呼ばれることもあります。

水を使って抽出し、冷蔵庫で成分を出すので、主にアイスコーヒーを飲むときの淹れ方です。

難しいコツはありませんが、8〜12時間程度、ゆっくり時間をかけて抽出することです。

その間に特別なことをする必要はありません。手軽かつ気長に仕込んでおくことで、ゆっくりコーヒーの成分が水に溶け出していきます。

 

時間はかかっても手間はかかりません

水出しコーヒーは、道具も少なく、手順も複雑ではありません。

誰でも簡単に、安定した味のアイスコーヒーを作ることができます。

8〜12時間といえば、ちょうど睡眠時間です。

寝る前に仕込んでおけば、翌朝にはおいしいコーヒーが出来上がっているでしょう。

暑い夏をさっぱり乗り切るのにおすすめの水出しコーヒー、ぜひ自宅で作ってみてくださいね。

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