コーヒー1杯にはカフェインが60〜90mg。適切な量を探りましょう

コーヒー豆知識
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コーヒーは好きだけど、カフェインの量が気になるという人は多いです。カフェインには覚醒作用があるので、摂りすぎてしまうと夜眠れなくなってしまう場合もあります。

1日に何杯までのコーヒーが良いのかは、世界中でまだ研究段階です。また人によって適したカフェインの量も変わってくるので、1日何杯までが良いかを断言することは難しいです。

カフェインと上手に付き合うためには、自分の体と相談しながら、無理のない範囲でコーヒーを嗜むようにしましょう。

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コーヒー1杯にはカフェインが60〜90mg

コーヒー1杯には、カフェインが60〜90mg含まれています。ちなみにコーヒー1杯とは、約150ccのことを言います。

カフェインはお茶や紅茶にも含まれている

お茶

カフェインが含まれている飲み物の代表は、コーヒー、玉露(お茶)、紅茶などがあります。一定量のカフェインが含まれているので、1日のカフェイン量が気になる場合は飲み合わせに注意するようにしましょう。

例えば「コーヒーを1日2杯でお茶を3杯」などに決めてしまうと、結果的にカフェインを多く摂りすぎてしまう場合があります。

そもそもの抽出量が違う場合も

コーヒーに含まれるカフェインの量は、玉露に続き2番目に多い量です。(エナジードリンクは省きます)

1番カフェイン量が多いのはお茶の玉露ですが、そもそも一度に飲む量が違うので、一概に比べることは難しいでしょう。玉露の抽出量は大体50〜60ccとされています。玉露のほうがカフェイン量は多いのは事実ですが、飲む頻度や量の関係から、比べることはそもそも難しいです。

紅茶やウーロン茶、緑茶などはコーヒーに比べてカフェイン量が少ないです。カフェインが気になる場合は、飲み合わせを工夫するようにしてみましょう。

結局カフェインはどれぐらいが適量?

コーヒー

カフェインは、人によって許容量が異なり、後述するような症状も個人によって変わります。そのため一概に何杯のコーヒーならOKというようなことは言えませんが、よく言われるのは1日に2〜3杯程度です。

ただし玉露やエナジードリンクには、たくさんのカフェインが入っています。特にエナジードリンクは種類にもよりますが、ジュースのような飲みやすさなので飲み過ぎにはくれぐれも注意するようにしてください。

カフェインを摂りすぎるとどうなる?

コーヒー

カフェインはプラスの作用に働くことが多く、覚醒作用や利尿作用、脂肪燃焼効果が期待できます。ただしカフェインを取ればそのぶんその効果がどんどん上がる、という意味ではありません。

摂りすぎることによって、少しずつ体に変化が起きてしまうこともあります。

カフェイン中毒になる

カフェイン中毒という言葉はとても恐ろしく感じますが、長期的に影響があるようなものではありません。しばらくカフェインから離れれば自然と回復し、後遺症なども確認されていません。

主な症状には、動機や手の震え、不眠や胸焼けなどが挙げられます。

一気にカフェインを大量摂取した場合は危険が伴いますが、コーヒーに含まれているカフェイン量から考えると、50杯以上を一気飲みした計算となります。現実的な数字ではないので、あまり心配はしなくても良いと言えるでしょう。

カフェインの許容量は人によって異なります。1杯のコーヒーでもカフェイン中毒のような症状も出る場合もあれば、何杯飲んでも平気な人もいます。

カフェイン依存症になる

普段からコーヒーやカフェインが含まれる飲み物を飲む人は、軽いカフェイン依存になる可能性があります。カフェインを摂取していないと眠気を感じたり、集中力が低下することがあります。

またカフェインが不足することによって、頭痛を起こす人もとても多いです。人によってばらつきはありますが、毎日100グラム程度しかカフェインを摂っていない人でも、カフェイン依存になってしまう可能性があります。逆に、いくら摂っても依存しない人もいます。

ただしカフェインの依存度はとても低く、人が我慢できる程度です。依存しているからといって、犯罪を犯してまでカフェインが飲みたくなる、というようなことはありません。

浅煎りと深煎りでカフェインの量はほとんど変わらない

コーヒー豆

コーヒー豆の焙煎度によって、多少の違いはあるものの、ほとんど差はありません。よく浅煎りのコーヒー豆のほうがカフェインが多いと言われていますが、ほんの少しの違いなのであまり気にする必要はないでしょう。

カフェインはある一定の温度(130℃以上)になると、気体になって少しずつ抜けていきます。コーヒー豆を焙煎すると温度が200℃を超えるので、焙煎が深くなるにつれてカフェイン量は確かに減っていきます。

ただしごくわずかの違いなので、カフェインを気にして焙煎具合を変えるほどではないと言えます。

カフェインが気になるときは「デカフェ(カフェインレス)」や麦茶

女性

コーヒーに含まれるカフェインがどうしても気になるという場合は、デカフェ(カフェインレスコーヒー)を飲むようにしましょう。カフェインは覚醒作用があるので、夜飲むと寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなってしまいます。

夜はコーヒーをデカフェにするようにしたり、お茶が飲みたい場合はカフェインの入っていない麦茶を飲むようにしましょう。最近はおいしいデカフェもたくさんありますよ。

カフェインは適量を守りましょう

コーヒー

コーヒーに含まれているカフェインは、プラスの作用が期待できますが飲み過ぎは禁物です。自分の体と相談して、量を調整するようにしましょう。

その日の体調によっては、カフェインを抜いてみるのもひとつの方法です。ぐっすり眠りたい日や、睡眠が浅いというときは、カフェインが入っている飲み物を飲まないようにしてみるのも良いでしょう。

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