コーヒーを「挽く」、これってどういう意味かご存知ですか?
コーヒー豆は、挽くことによって、コーヒーの成分を抽出できるようになります。

そもそもコーヒー豆を「挽く」って何?
ぼくがコーヒーを始めたての頃、こんな疑問を持っていました。
それもそのはず、挽いた状態のコーヒー豆しか買ったことがなかったからです。
結論、コーヒー豆を「挽く」というのは「細かく砕く」こと。
この記事では、コーヒーを淹れるために必要な「挽く」という行動と、挽くのに使う「ミル」という道具についてご紹介します。
- コーヒー豆を挽くとは「砕く」こと
- コーヒー豆を挽くのには「ミル」が必要
- 挽きたてのコーヒー豆は、鮮度抜群でおいしい
コーヒー豆を「挽く」とは「細かく砕く」こと
「コーヒー豆を挽く」ということは「コーヒー豆を細かく砕くこと」と言い換えられます。
コーヒーは、豆の状態のでは成分が抽出できません。
コーヒー豆を「細かく砕いて粉状にする」ことによって、コーヒーの成分はうまく抽出されます。
コーヒー豆を挽くには「ミル」が必要
「ミル」とは、コーヒー豆を挽くのに使う道具のこと。
ミルには「手動式」と「電動式」があります。
- 手動式ミル:比較的安い値段で手に入る。挽くのに時間がかかる。性能はそこそこ
- 電動式ミル:少し値段が高い。挽くスピードが速い。豆が均一に挽ける
これからコーヒーを趣味にしたい人には、まずは「手動式のミル」をおすすめします。
手動式は値段が安いですが、ある程度の性能は保障されています。
ただしデメリットとしては、挽くのに時間がかかるので少し面倒かも、というところ。
毎回挽くのが面倒で、性能の良さを求めるなら「電動式ミル」の購入を検討しましょう。
電動式のミルは、挽くのも速く、性能も良いです。
正直、電動のミルに慣れてしまったら、もう手動のミルには戻れません。
ミルを使って自宅でコーヒー豆を挽いたほうが良い3つの理由
ミルがなくても、自宅でコーヒーを淹れることはできます。
コーヒー屋さんや通販でコーヒーを買うときに、挽いた状態で売ってもらえば良いからです。
それでも、おいしいコーヒーを淹れるためには、ミルの存在は必要不可欠。
コーヒー豆の鮮度を保てる
コーヒー豆は空気に触れると、どんどん劣化が進んでいきます。
豆の状態と比べ、挽いた状態では、コーヒー豆が空気に触れる面積が大きくなりますよね。
そのため、豆の状態のままよりも「5〜10倍」も劣化スピードが早くなります。
使う分だけ、その都度ミルを使ってコーヒー豆を挽くことが、鮮度を保つ秘訣です。
鮮度が悪いコーヒーは、味が落ちます。
またひどい状態になると、お腹が痛くなったり吐き気が出ることも。
コーヒーを飲んで気分が悪くなったという経験がある人は「鮮度が悪いコーヒー」を飲んだのかもしれません。
挽きたてのコーヒー豆の香りは格別
挽きたてのコーヒー豆は、格別な香りがします。
コーヒーの香りにはリラックス効果があるので、ストレス解消にも繋がるのが魅力。
豆の状態で香りを維持しておき、飲む直前にコーヒー豆を挽く。
それだけで、おいしさや香りは格別です。
お湯を注ぐと、良いコーヒーの香りがお部屋に広がる、かなり至福ですよ。
鮮度と同じく、豆の状態と挽いた状態では、香りの逃げ方に差が出ます。
豆のまま香りを閉じ込めておくことが、長くコーヒーの香りを楽しむコツです。
ミルはインテリアになるので、おしゃれな部屋作りにぴったり
ミルは、アンティークなものから最新家電のようなもの、またかわいい小型のものなど、様々な形のものが揃っています。
お部屋や台所にコーヒー豆とセットで置いておくだけで、十分にかっこいいインテリアになります。
道具がおしゃれだと、やる気アップにも繋がるでしょう。
「コーヒーを淹れよう」と自然に思うことができるので、コーヒー初心者の人こそ道具にこだわってみるべきかな、と思います。
コーヒーが「挽きたて」だと、空気に触れる時間が短いからおいしい
挽きたてのコーヒーは、なぜおいしいのでしょうか?
コーヒー豆の中には、様々な成分が詰まっています。
その成分がお湯に溶け出したものが、コーヒーです。
挽いたコーヒーは、空気に触れて劣化が進み、おいしい成分や香りが空気中に逃げていってしまいます。
飲む分だけ挽くことによって、ギリギリまで、極力空気に触れないでいることができるのです。
その結果、挽きたてのコーヒーはおいしく、香りも豊かになるということになります。
コーヒーは「ミル」を使って挽きたてを飲むほうが絶対においしい
コーヒー豆を「挽く」ことやその魅力、いかがでしたか?
挽きたてのコーヒーは、本当に格別な味わいです。
挽くのには、多少時間はかかります。
でもその時間も、良い香りが立ち込めるのも魅力。
- コーヒー豆を挽くとは「砕く」こと
- コーヒー豆を挽くのには「ミル」が必要
- 挽きたてのコーヒー豆は、鮮度抜群でおいしい
挽きたてのおいしいコーヒーを自宅で飲むためにも、ミルの購入を検討してみましょう。
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